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cosiba
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完読記録の覚え書です。
なので、ストーリーや感想のコピペも無断でやっちゃってます。
ネタバレもあります。
その為非公開としていますが、間違って立ち寄られた方がいらしたら・・・


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名もなき毒
名もなき毒
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2006/08
  • 売上ランキング: 5816
  • おすすめ度 4.0

「誰か」の続編。その一年後の、まったく別の事件のお話し。

前作では進行がゆったりすぎて間延びしてしまい後半は読み続けるのが辛くなった記憶がと内容に深い記憶が残っていない作品だったが、今回は前作で主要な登場人物の人格も把握しており、題材も現代的な要素が要点になっていて十分楽しめた。

市販飲料への連続毒物混入事件と、仕事先で採用した女子アルバイト員の非常識な行動。
アルバイトの女の子(原田いずみ)は、現代人の「いまどきの若者」の自分勝手で責任感のない枠を飛び越えていて、作中にもあったがどのよな環境が彼女をあそこまで屈折させてしまったのか異常としか思えな行動ぶりだった。
「常に何かに怒っている性格」・・・。うん、ちょっとわかる気もスル。
「カマって欲しい」とは違って、常に攻撃的な態度と考え方。それがエスカレートすると犯罪まであっと言う間なんだな、と感心すらし、毒物混入の青年の「自分が不幸すぎるから誰かを・・・」と思う辺りも含めて、身近な所にも、ちょっとしたきっかけで犯罪に走る心理は転がっているのだと恐怖を感じた。

日本も犯罪が増えてきたが、まだまだ平和ボケしている国だ。
思いもしないところで、どんな事が起こるか解らない。
大切な物はしっかり守らなければと改めて考えた。

人間は毒に侵されている。人間だけが持つ「名もなき毒」。
名前が無いから対処のしようも無い!
たしかに!名前があれば特効薬も開発できる。

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はじめての文学宮部みゆき
はじめての文学宮部みゆき
  • 価格: ¥ 1,300
  • 発売日: 2007/03
  • 売上ランキング: 91887
  • おすすめ度 4.0

苦手意識のある宮部氏・・・。
はじめて小説を手にする人への贈り物だそうで、新たな発見に期待を込めてみた。


・心とかすような
 犬の語りで、少女に美人局まがいの事をさせているハウスクリーニング業の家族を懲らしめる。

・朽ちてゆくまで
 小さいときに両親を自己で亡くし記憶喪失に、そして祖母と二人きりで暮していたが、その祖母が他界し荷物を整理していたら不思議なビデオテープを発見した。 
それは、小さいときに自分が持っていた予知能力を記録した物であった。
自分の異形の力のせいで自殺したと勘違いした少女は自らも焼身自殺を図るが助かり、そして再び能力が発動した。

・馬鹿囃子
 結婚を誓った男性にヤキモチを妬く。

・砂村新田
貧しい家計を助けるために奉公にでた少女が母親の昔好きだった人と出逢う。

後半の2小説は江戸風の話し。
やっぱり苦手だ。
語り口調に馴染めない。
誰か Somebody
誰か Somebody
  • 価格: ¥ 900
  • 発売日: 2005/08/20
  • 売上ランキング: 26595
  • おすすめ度 4.0

「名も無き毒」が売れているので、関連の旧作を読んでみた。
だらだらとした前半にしびれがキレて、後半は速読のように斜め読みになってしまった。
最後の梨子の悪女ぶりには読んでてハラが立ってきて、真実を聡美に告げないのもどうかと思う。
もう少し楽しく読めないと、その場その場の情景模写が多すぎて全然頭に入ってこない。
またしても完読がつらかった。。

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