苦手意識のある宮部氏・・・。
はじめて小説を手にする人への贈り物だそうで、新たな発見に期待を込めてみた。
・心とかすような
犬の語りで、少女に美人局まがいの事をさせているハウスクリーニング業の家族を懲らしめる。
・朽ちてゆくまで
小さいときに両親を自己で亡くし記憶喪失に、そして祖母と二人きりで暮していたが、その祖母が他界し荷物を整理していたら不思議なビデオテープを発見した。
それは、小さいときに自分が持っていた予知能力を記録した物であった。
自分の異形の力のせいで自殺したと勘違いした少女は自らも焼身自殺を図るが助かり、そして再び能力が発動した。
・馬鹿囃子
結婚を誓った男性にヤキモチを妬く。
・砂村新田
貧しい家計を助けるために奉公にでた少女が母親の昔好きだった人と出逢う。
後半の2小説は江戸風の話し。
やっぱり苦手だ。
語り口調に馴染めない。
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