- その時までサヨナラ
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- 価格: ¥ 1,155
- 発売日: 2008/04
- 売上ランキング: 16641
- おすすめ度

森悟は大手出版社に勤める敏腕編集者。ところが、すべてを犠牲にして仕事に打ち込んできた結果、妻・亜紀と4歳になる息子・裕太とは決定的な溝ができてしまう。
2ヶ月前、亜紀は裕太を連れて実家に帰り、離婚を待つばかりだった。
そこに舞い込んだ福島での列車事故の知らせ――。亜紀は亡くなり、裕太は奇跡的に無傷ではあったが、心に大きな傷を負ってしまう。
悟は、自分にはまったくなつこうとせず、仕事をする上で邪魔としか思えない裕太を、義理の両親に引き取らせるつもりだった。
そんな時、亜紀の親友・宮前晴子が自宅にやってくる。
悟と裕太がしっかりと暮らしていけるように助けてほしいと、死の直前に偶然亜紀から頼まれていたため、その約束を果たしに来たのだという。
怒り、戸惑い、そして徐々に晴子を受け入れていく悟。家事・育児などまったくできなかった男が、ゆっくりと成長していくのだが……。
列車事故の詳細が判明してゆくうちに、謎が謎を呼び、事態は思いがけない方向へ動き出す。
悟は失いかけた“絆”を取り戻すことができるのか 。
む~ん。
山田氏、新境地!!!
もともと読みやすい文章なのでスラスラ読める。
後半はややネタバレ感も漂うがそこは振り払って一気に読みきる!!!
霊能者の体を借りて・・・と、おっかね~設定ではあるが、息子のほのぼのとしたかわいらしい様子が全てを一掃して大人の恋愛小説にも感じることが出来る。
やっぱ子供はしぐさだけでもかわいい~よな~~~。
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