「のぼうの城」と同じ題材を扱っているということで、読み比べてみた。
キャラクターの個性に力強さがなく、これを単独で読むと、印象は薄いかもしれない。
「のぼう城」で は長親が熱弁をふるったりしますが、本書では終始脱力系のキャラのまま その強靭さを発揮します。
「やるだけやって、後は野となれ」と投げやり?とも聞こえる姿勢を貫き、 「押してくれば引いてしまう。敵が引けば押してゆく。」「器にしたがう 水」のような籠城戦は、読んでいて面白い。
興味が沸いたので読んだ記憶が薄れないうちに忍城跡地にも暇があったら出向いてみようと思う。
・・・バイクで。。
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