- ひとり日和
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- 価格: ¥ 1,260
- 発売日: 2007/02/16
- 売上ランキング: 9577
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20歳の少女と71歳のおばあさんが暮した春夏秋冬。
「人っていやね・・・人は去って行くからね」
淋しがりやでありながらも、どこか冷めた感覚で周りの状況を受け流している少女と
年老いて恋もしながら猫と暮す老婆の同居生活。
老婆とともに暮らし、時の流れをゆったりと感じながら少女は人と出会い別れる。
家から見える駅のホームの風景。
やがて、ソコを旅立ち一人で社員寮に暮す。
自分の居場所って何処だろう?
居心地のいい場所って・・・?
物心付いた時には学校へ通い始めていて、学生が終われば社会人、そして結婚して保護者。。
気が付くと、休憩時間ってなかったような。
この物語のように、人はゆっくり時間や学歴や収入や・・・いろいろな事を気にしないで、後先考えずの~んびりと過ごすのも必要なのかもしれない。
一度立ち止まる事で、また周りの見え方も変化するだろうし、気持ちにゆとりも持てるだろう。
しかし現実は、一度でも立ち止まったらどんどん置いていかれてしまう。
だからみんな必死に走っている。
本当はみんな苦しくて休みたいはずなんだ。
何かに追われる様に生きていくのも疲れる。
歳を取って気づいてもおせーよ!
20くらいの時もっと自由にしたかった!!!
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