すっかりはまってしまったIWGPシリーズ第6弾!
・灰色のピーターパン
市販薬のドランカーで狂犬(マッドドック)と呼ばれる男から、盗撮CDを販売している小学生を救う話。
・野獣とリユニオン
少年犯罪の被害者と少年法に守られた加害者。
被害者は仕返しをしようと企むが、実はその少年はいじめられっ子で切羽詰った反抗であった。
だからと言って許せる訳ではないが・・・。
数年前のバスジャック(少年)の被害者の父親が、社会復帰している少年に謝罪に来られても受け入れる事
は出来ないが、現在どのように報いを受けながら反省しながら社会で働いているのかは知る方法が欲しい。
と言っていた。
被害者からすれば、今も何処かでのうのうと加害者が笑っているかと思うとやり切れないんだろう。。
・駅前無認可ガーデン
夜の蝶達のために深夜まで子供を預かってくれる元Gボーイズヘッドの託児所。
ソコで働く知恵オクレの若者と幼児犯罪者を見つけ出す。
・池袋フェニックス計画
警察による、風俗殲滅作戦とホストにハマッて借金を作り風俗のあり地獄へ送られたピアニストの女を救い出す。
良く行く街、池袋。
これほど大規模じゃ無いだろうが、どれもそれなりにありそうな話に思える。
ジャンキー、少年法、幼児虐待、ホストと風俗。
どれも、旬な話題の話なので身に感じる事も多い。
街の中には人それぞれの人生があって、犯罪者や自殺志願者、怒っている人泣いている人、目的のある人ない人などなど・・・、みんな一緒に存在している。
明確に色分けされていないので、見た目では区別できない。
街をあても無く歩いていると、ふと自分はココには存在してないのではないか?
周りの人たちには自分は見えていないのではないか?
と思えるほどに行きかう人たちは他人に無関心である。
きっと、急に倒れこんでも助ける人は少ないだろう。(若い女なれべつだろうが)
まして、血反吐でも吐いたりしたら、みんな避けて通るだろうな。
人口密度は息苦しいが、隙間風の抜ける寂しい感覚。。
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