1.スカウトマンズ・ブルース
キャッチセールスのスカウトマンが悪質な学生サークルのスカウト紹介業者に泣かされた女の為に仕返しする話。
2.伝説の星
20年前の一発屋スターがもう一度一発奮起してROCKミュージアムを建てるため銀行を詐欺にハメル話。
3.死に至る玩具
人形の製造元の中国で過酷労働の末に過労死した姉の敵討ちの為日本の玩具メーカーに抗議に来た中国娘の話。
4.反自殺クラブ
自殺サイトで自殺を幇助する人間と、それを止めようとするグループの話。
どれも相変わらずトラブルシューターマコトのところに転がり込んできたゴタゴタや揉め事問題事を、Gボーイズや氷高組本部長代行の同級生の手を借りつつ解決していく。
シリーズ5作目!で思ったが、常に問題は多少の問題は残しつつも一応は無事に解決していくあたり・・・こ、これはヒーロー物か?悪役がいて、解決人がいて起承転結のスムーズなストーリー・・・どうも読解力のないオレにもすらすら読めて、飽きずに面白いはずだ!
しかし、益々キザになって行くマコトの話っぷりとクラシックオタクぶりは正直ウザイ!
「タバコを吸わない俺の歯と肺はクリーンさ!」って・・・お~~~ぃ!!!
「おれたちはどれほど些細な理由でも自殺できるし、その反対にどれほどくだらない目的でも生きていくことはできる」
目的無くても生きてる人って多いと思う。
人生に疲れても自殺する度胸の無い人も多いと思う。
本書は2005年3月の発行だが、当時の旬なネタがふんだんに取り込まれていて今読むと懐かしかったりするのでまだまだ連載は続くのか?
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