便利屋の下へ転がり込んできた学生時代無言だった同級生と同居生活を送りながらおせっかいを繰り返していく。

この無口な同級生の行天（名前も変だが）は同性愛者の女性に精子を提供してあげる為に偽装結婚をしたり、学生時代は完全無言で唯一の発声が小指を切り落とした時の「痛てっ！」だけとは。
本文中は随分おしゃべりになっていたが、あまりにも自分勝手で自由奔放すぎる・・・。
こんな男は異性からみれば不思議な魅力があったりするんだろうな？
一方の店主多田は実直でまじめそのもの。
しかし・・・くらい過去があった。
妻の子が自分の子か浮気相手の子か疑心暗鬼のうちにわずか二ヶ月で死亡・・・。そして離婚。
暗いな～。
妻の子が実は他人の子だったとしたらか～。
想像できないな。自分の行動が自分で想像できない。
不思議だな、人妻は好きになれるのに、浮気した妻をその後も愛せるんだろうか？
いや！愛さなきゃダメだろ！
男って勝手だ！

「知って後悔はあっても、知らずに幸せはない！」
だそうだ、珍しいね。物事によるよな。
「知らないほうが幸せ」って良く聞いたけどな。
オレは「全部知って受け止めたい」かな？
重すぎて潰されそうになってもだ！
それが受け止めるって事だ！（とか偉そうに・・・）

話題の直木賞作品なので手に取ったが・・・
ムぅぅぅ、オレには向かないのかも？
学が無いから理解できんのか？